超大規模ストの真っ只中で
2019年12月5日
パリは大規模ストで大変なことになっております。
電車もメトロもバスもほぼ通っておらず、みんなどうやって仕事に行くのか!?
私だったら絶対休んじゃいますけどね。
意外とみんな真面目で雪で交通機関が大混乱になっても仕事に行く人たちなんですよ。
基本はもちろんça dépend des gens(人による)ですけれども。
とにかく前日テレビにて街の人々へインタビューが行われていました。
インタビュアー「明日からストですが、あなたはどうやって会社に行きますか?」
パリジャンA「Ma mère m'a doté les jambes à la naissance.」
↓
訳:「母が私を産んだときに脚を授けてくださりましたので(それで行きます)」
言い方まじ草
ってなわけであの猛者は今日も元気に仕事に行かれたことでしょう。
ちなみに私は息子を連れて今日も登園しました。
マイナス2度の中、徒歩20分。
4歳のくせにこんな苦行に立ち向かう息子、凄いぞ。
私なんて徒歩10分の幼稚園に通っていたというのに、母が自転車で登園してくれない日は「だりーなー」と思っていました。
フランスで「寒い」を表す表現に「On se les gèle」ってのがあるんですけどね
直訳すると「た●まが凍る」という意味です。
今朝は本当に息子の「たま●」が凍っちまうところでしたよ。
学校で唯一、息子のクラスの先生だけ出勤してくれたので良かった。
お母様からいただいた脚で仕事に来てくれたエロディ先生に感謝。
というのも私、超絶体調が悪いんですよ。
右側の喉が痛むし、耳も頭も右側がやばい。
この右側のやばさを解き明かすために医師に予約を取っていたんですね。
着いてみると待合室にすでに5人。
あまりの待ち時間に初めて来たマダムが愚痴をこぼし始めたんですよ。
「こんなに待つなんて・・・信じられない。」
私「いつも待つけどね、いい先生ですよ。それに今の季節みんな病気だから仕方ないいよ。」
すると皆さんせきを切ったように「そうよ、彼女はいい先生よ!」「待っても診てもらう方がいいわ!!」と大盛り上がりで先生プロテクト大会になりました。
こうして愚痴をこぼしたマダムも安心したのか、待合室の空気が一変。
雨降って地固まるってやつですな。
ちなみに患者8人くらいいたけどみんな女性でしたw
そんなこんなで2時間待ちで診察してもらうと・・・
急性扁桃炎✕中耳炎だったという。
抗生物質と痛み止め飲んだのでもう大丈夫(願い)
これからお迎えに行ってくるでやんす!